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特集コンテンツ【鉄筋コンクリート住宅ガイド】

内外の火災に強い安心構造

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構造体自体が耐火構造なので延焼、類焼を最小限に抑えます。

いくら自分が気を付けて生活していても、隣家で火災が発生してしまったら、大きな危険にさらされることになります。そんな不安から開放されるためには燃えにくい建物に住むことが最善です。鉄筋コンクリート住宅は、構造躯体そのものが耐火構造なので外からの火に対しても、内から発生した火に対しても、他の構造に比べて高い耐火性能を発揮します。

都市の住宅密集地でも安心して暮らせる耐火性能。

鉄筋コンクリートは、躯体の主要構造部そのものが不燃材料です。建築基準法の構造区分でもっとも火災に強いとされる「耐火構造」に区分されています。その強さは1000℃の炎に2時間さらされても燃えることがなく強度も低下しません。一方木材は260℃で発火を始め、もちろん1000℃に達するまでに崩壊してしまいます。鉄骨造も一見炎に強そうですが、鉄骨自体は450℃から変形が始まり、900℃で崩壊してしまいます。大切な命と財産を最後まで守り抜くのは、やっぱり鉄筋コンクリートです。

鉄・木材・コンクリートの加熱による強度の低下

防火まちづくりにコンクリート建物は期待されています。

密集した都市部での火災は広範囲に延焼し、住民や建物に大きな被害をおよぼす可能性があります。近年、大都市を中心に、不燃化促進事業の一環として耐火建築物(鉄筋コンクリートや鉄骨造)などへの建替えに際して補助金を交付するなど、防災まちづくりを奨めています。火災が発生しないまち、また、たとえ火災が発生しても延焼を最小限にくい止めることのできる、火災危険度の小さい燃えないまちづくりのために、コンクリート住宅は大きな役割を担っています。

阪神・淡路大震災(1995年)写真▲阪神・淡路大震災(1995年)

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